にこねこ

1頭、2頭、いっぱい、もっといっぱい…

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12-05

2008

問題行動~覚え書き

猫の問題行動:問題行動と定義づけるのは人間。猫は猫らしい行動をしているだけという場合が殆ど。

なにか不適切なことをしている真っ最中に妨害されると、もっともよく学習する。


問題行動を引き起こす刺激の除去あるいは修正

馴化:刺激が苦痛や障害を与えるものでない場合は、繰り返し暴露される事で次第に馴れていく。

氾濫法:反応を起こすのに十分な強度の刺激を、反応を起こさなくなるまで繰り返し与え続ける。幼い動物の場合や恐れの程度が弱い場合には有効である。

系統的脱感作:最初は反応を起こさない程度の弱い刺激を繰り返し与え、動物が反応しない事を確認しながら段階的に刺激の程度を強めていき、反応が起こらないように徐々に馴らしていく。タオルを使い、お互いの匂いを相手の体に擦り付ける。

 繰り返し攻撃行動を引き起こしていると、猫はそれによって自分の縄張りを防御できると学習してしまうので、攻撃的になる状況を把握している場合は、その状況を避ける。
 体罰は禁止だが、けんかが起こってしまった場合は、仕掛けた方を罰として他の部屋に閉 じこめる。

オペラント条件付け:特定の状況下で生じた反応(行動)に続いて報酬が与えられると、再び同じ状況を迎えた際に同じ行動をとる確立が増大する。
刺激・反応・強化(報酬)が続けて起こる事が重要。
  強化:留意する点
    強化因子(報酬)
     ○食べ物、誉め言葉、愛撫などが利用される
    強化のタイミング
     ○反応と同時に行われなくてはいけない
    強化のスケジュール
     ○全ての反応に対して強化することで速やかに学習が成立する。
     ○ひとたび条件付けが成立した後は、強化の程度を徐々に少なくして不定期
      な強化にしていく。この方法によって強化因子の要求度(魅力)が保たれる。
    正の強化と負の強化
     ○強化因子の提示により反応の起こる可能性が増大する条件付けを正の強化(陽
      性強化)
     ○反応後に嫌悪的な強化因子が取り除かれることによって反応の起こる可能性が
      増大する条件付けを負の強化(陰性強化)
    二次的強化因子
     ○本来の報酬と一緒に与えることによって強化因子として働く二次的な報酬

消去:学習した反応に対して全く強化が与えられないと、その反応は消去してしまう。
消去は忘却ではない。
消去バースト:これまで強化されてきた反応が突如として強化されなくなった場合、しばらくの間はその反応がより頻繁に現れる。
一時的なものなので、最終的には消去する。

報酬を利用した逆条件付け: 問題行動を起こす刺激に反応したときに、問題行動とは全く別の好ましい行動をするように条件づける方法。



:特定の反応が再発する可能性を減じる為に、その反応の最中か直後に、嫌悪的刺激を与えたり、報酬となっている刺激(強化刺激)を排除すること。
報酬の反対と考えがちだが、報酬の真の反対は、報酬のない事、つまり消去である。

直接罰
遠隔罰 水鉄砲、石やコインを入れた缶 最初のうちはわざと問題行動を起こすよう仕向けて、その都度に罰を与える。
社会罰 無視やタイムアウト(問題行動を起こした直後に暗くて狭い部屋に閉じこめ、騒いでいる間は開放しない)のように人間との相互関係を絶つ。

罰で望ましくない行動をなくす事が出来る場合も時にはあるが、様々な理由で消去に比べ信頼性も安定性も低い。
  理由 ○罰の強さはちょうど良くなければいけない。
     ○罰が強すぎると不安定な状態になる。
     ○弱すぎると、望ましくない行動をなくす事は出来ない。
     ○比較的弱い罰の刺激から始めて、徐々に強くしていくというやり方はとれな
      い。
     ○猫になぜ罰を受けるのかは理解できない。
     ○罰をその場面の別の事と関連づけてしまうかもしれない。
     ○不安の全体的レベルを高める。
     ○問題行動が不安から起こってるとしたら、罰は間違いなく不安に加わって問題
      を悪化させる。

罰となる刺激はただ猫を驚かすか、気をそらしてやっている事を止めさせる程度でなくてはならない。

飼い主が行ったと分かるよりあたかも神が行ったかのように見える事の方が望ましい。
飼い主がいない場合でも、その行動をしない可能性が高くなる。



猫間の社会的攻撃
最もよく始まるのは、どちらかの猫が8~18ヶ月齢の性成熟に達した時
襲われる猫に家の中で安全な場所を用意する事が不可欠である。
そうしておいて襲いかかる側を襲われる猫に対し体系的脱感作する事が出来る場合もある。

  治療
   ○脱感作の時間以外は2頭は離しておく。
   ○わずかな挑発のチャンスも与えない。
   ○攻撃行動の始まりとなる身体的兆候を認識し、最小限の方法で驚かせ、攻撃行動を
    できるだけ初期の段階でやめさせる。
   ○飼い主は転嫁性攻撃行動の兆候に用心する。
   ○攻撃行動のきっかけとなる事がわかっている状況を回避する。
   ○飼う部屋を交換して、襲う側が襲われる側の匂いに除感作されるようにする。
   ○ガラス越しや網戸越しにお互いの姿を見せる。
   ○会わせている時間に、両方に食餌を与える。お互いの見える場所で食餌を与え、お
    互いを無視し合ってる場合には皿を数日に3~5mmの割合で近づける。
    目標は、並んで猫に給餌出来ること。この目標が達成できたら。通常、猫はお互い
    を容認できるようになる。
   ○各個体を区別できるように各々の首輪に鈴を付ける。
   ○利用できる三次元スペースの拡張を考える。
   ○薬剤による治療は、役立つ可能性がある。が、行動修正や環境修正の補助とはなる
    が、代わりになるのでない。
                            メゲステロール ジアゼパム
   ○攻撃行動に関与している猫は、監督者がいない時は一緒にしない。
   ○攻撃している側の猫はどちらかというと居心地の悪い部屋に閉じこめる。襲われる
    側の猫は自由にしても良い。
   ○一緒にしておく時は猫の行動を監視できる様、大きな鈴をつけておく。
   ○猫が静かに一緒に過ごせるなら、ご褒美のおやつを与える。
   ○軽度の攻撃なら、お互いが見えるが反応しない距離で食餌を与える方法が有効であ
    る。



不適切な場所での排泄
  治療
   ○医学的疾患の排除
   ○トイレに対する不満要因の排除
     静かで猫が排泄姿勢をとれるだけの十分なスペースがある場所
     浅くてカバーのないもの
   ○トイレの増設
     頭数よりひとつ多い数のトイレ
   ○酵素入り洗浄剤での清掃、洗濯
   ○不安状況の排除
   ○体罰(直接罰)禁止 体罰は意味がないばかりか、飼い主の前での排泄を避ける様
    になるだけ。
   ○体罰は、とくにそれが痛みを伴ったり、怖がらせるようなものである場合、逆効果
    を生むことが多い。
   ○不適切な排泄場所での給餌 通常、猫は食餌場所で排泄しない。
   ○遠隔罰 少しでも不安状況が原因と疑われる場合は、悪化する恐れがあるので適用
    してはならない。
   ○嗅覚要因を防止する  尿の酵素的分解と揮発性化合物のエアロゾル化防止の両方
    を考える。
   ○縄張りとしてのトイレを割り当てる。全部を1箇所に置いてはいけない。
   ○凝固性のトイレ砂でも、少なくとも2週間に1回は全部捨てるべき
   ○古いトイレは匂いが染みこんでいたりするので、交換しなければならない。
   ○猫が寝具、タオルといった柔らかい素材を使用しているなら、より柔らかい砂を用
    意すべきである。
   ○猫がトイレの外以外でしゃがみ込むのをみ付けた場合、与える罰はただ1つ、猫が
    ビックリする様な罰である。
     行動の開始から数秒以内に行うのが最良である。
   ○匂いを嗅ぐ、回る、引っ掻くといった行動連鎖の開始後30~60秒以内にビックリす
    る事があれば、猫はビックリさせられた行動を学習して結びつけることが出来る。
   ○問題が長時間継続しているような場合、猫によっては同居猫のどれからも隔離し、
    閉じこめるのが最適である。以前に粗相で汚されたことのない部屋に閉じこめてか
    ら、食餌と水、色々なスタイルのトイレとトイレ砂の選択肢を与える。
   
   

素材嗜好
 トイレの中に入らず、縁に立ち、トイレの外を掘る猫は素材の感触を好んでいないだろ
う。

場所嗜好
 同じトイレ砂を入れたトイレを、猫が排泄に使っている場所に置く。猫がトイレの脇に
排泄するならば問題が素材嗜好と場所嗜好の混合性か素材嗜好である。

非スプレー型マーキング

 難治性の素材嗜好、場所嗜好として不適切に診断される。

スプレー行動

 正常な猫の行動レパートリーの一部
 あまり自信のない猫は、スプレーしたり糞でマーキングしたり、しゃがみ込んで排尿し
たりすることによって、自分の居場所を作り出そうとすることがある。

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